アジア初の開催となる新体操ワールドカップファイナル。
その出場権は、2005年から2006年というシーズンに、主に欧州で開催されてきたワールドカップシリーズで獲得したポイントの上位8位までの選手だけに与えられます。
今シーズン最後の指定大会となった第22回ヨーロッパ選手権が終わり、国際体操連盟ホームページのワールドランキングには各種目の上位8位が出そろっています。
個人競技では、2005年第27回世界選手権(バクー)で個人総合優勝を勝ち取り、今回のワールドカップファイナルで連覇を狙うオルガ・カプラノワや、2005年第12回世界新体操クラブ選手権・シニア個人総合2位で鮮烈な日本デビューを飾ったベラ・セシナ、今年で16歳の誕生日を迎えシニア大会でキャリアをスタートさせた去年までのジュニア界の女王、エフゲニア・カナエワなど、王者ロシアのランクインが目立ちます。
その王者ロシアと熱い火花を散らすのは、人形のような愛くるしさと優雅なオーラで日本にもファンの多いアンナ・ベッソノワや、スピード感あふれるダイナミックさで観客の心をつかむナタリア・ゴデュンコなど、華麗な演技構成で魅せるウクライナ勢です。
団体競技でも、シドニー、アテネとオリンピック二連覇、99年大阪大会以降世界選手権4連覇を続けるロシアに、リボンで魅せるブルガリアや、イタリア、ベラルーシなどの強豪チームが挑みます。 |