住宅設備の施工について
住宅設備は施工したあと必ず、作動試運転をすることです。
●トイレ
便器は必ず水を流してみて、水漏れがないかなどをチェックします。
思わない不具合がある場合がありますので、確実にチェックしましょう。
トイレのチェックポイント
●便器がきちんと固定されているか
●一度便器に座ってみて、不具合箇所がないか
●タオル掛け・紙巻器の位置はよいか
●コンセントは通電しているか(アースは付いているか)
●手すりは付いているか
●水はスムーズに流れるか
●シャワー便座は作動するか
●リモコンの位置(電池は入っているか)
●換気扇は作動するか
●洗面化粧台
洗面化粧台も取り付けしたあと、必ず水を流してみます。
洗面化粧台のチェックポイント
●洗面化粧台がきちんと固定されているか
●取り扱い説明書はあるか
●ほかのドアとの取り合い(当たらないか)
●照明は点くか
●止水栓は付いているか
●曇り止めは作動しているか
●お湯・水の出方は正しいか
●水漏れはないか
●扉・鏡の作動はよいか
●システムキッチン
システムキッチンは様々な機能がついています。
そのひとつひとつをチェックして
いきましょう。
システムキッチンのチェック方法
●配置と仕様書設計図書との照合
●取り扱い説明書があるか
●高さは打ち合わせの高さか
●扉・引き出しは全て開閉してみる
●キッチンにキズはないか確認する
●ガスのl試運転をする
●水を流してみて水漏れがないか確認する
●部材はあるか(包丁立て・水切りプレート)
●IHクッキングヒーターであれば作動するか
●排水にもれは無いか(外の枡で確認)
●水栓内のゴミがたまっていないか
●換気扇は作動するか
●浴室
浴室もいろいろな部材からできております。 ひとつひとつをチェックしていきましょう
浴槽のチェック方法
●配置と仕様書設計図書との照合
●取り扱い説明書があるか
●汚れやキズがあるか
●浴槽・手すりなどの固定状況
●壁の継ぎ手に目違いはないか
●シーリングなどが適正に施工されているか
●換気扇は作動するか
●シャワーは水漏れがないか
●照明は点くか
●給湯器は作動するか(水を張ってみる)
●浴室暖房器は作動するか
●浴室の水掃けは良いか
●電気機器(照明)
照明器具については、点滅することは当然ですが、コンセントを含めて一個一個確認して
みることです。
電気機器(照明)のチェックポイント
●配置と仕様書設計図書との照合
●取り扱い説明書があるか
●取り付け位置はよいか
●点灯状況の確認
●コンセントは通電の確認
●照度は取れているか
●エアコンなどは試運転して作動状況の確認
●火災警報器などは作動させて確認
●分電盤などは、回路の説明を受ける
●水道は水圧テストの結果を教えてもらう
住宅設備機器は施工者がチェックしますが、自分の住宅ですから自分で全器具を作動させ、納得のいくまで検査をされることです。 |