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日記でつづる 建男の家作り奮闘記
建男は津近郊の2DKのアパートに家族3人で住んでいるが、子供も大きくなってきた。
そろそろマイホームを建てたいと考えはじめているが、
どこでどうすれば建てられるのか悩んでいる。

 第12回 造作工事編

2007年8月4日(土)曇り気温32℃
大工の長谷山さんが、若い大工の信二さんと2人で造作工事をしているところを見に行ってきた。
瓦屋さんの九蔵さんが、8月1日から瓦を葺いていて8月6日には完成するらしい。


2007年8月11日(土)晴れ気温35℃
天気のいい日が続くのでありがたいが、毎日の暑さで長谷山さんも疲れているみたい。
栄養ドリンクを持って現場に行ってきた。来週からお盆なので、16日まで休むそうだ。
現場の状態は、外部の筋違いが全部入って、金物を打ちつけたところ。
お盆明けから床を上げていくそうだ。


2007年8月15日(水)晴れ気温33℃
お盆なので墓参りをした後、現場を見に行ってきた。 大工の長谷山さんもお休みで、誰もいないので、じっくりと建物を見ることができた。金物も正確に打ってあり、丁寧な仕事をしてくれている。


2007年8月18日(土)曇り気温34℃
休みにしか現場の方に行けないので、今日寄って行った。
長谷山さんと信二さんで床を上げて、コンパネを敷いて、窓のサッシを付け始めていた。
シルバーの色にしてよかった。なかなかいい色である。
玄関のドアも枠をつけていた。玄関ドアはダンボールで包んであるので、形はわからないが、大きなドアだと思った。


2007年8月25日(土)晴れ気温32℃
8月も後半になって、暑さも少し和らいできたみたい。
今日、現場に寄った。暑いので冷たいアイスクリームを用意した。
長谷山さんと少し話をしてみたが、お子さんが女の子ばかりで3人いるそうだ。奥さんがしっかりしていて、なかなか自分の思うようにいかない。長谷山さんの趣味は、お酒とパチンコだそうだ。
「 昨年は勝っていたが、今年は負けてばかり・・・。明日は休みなので、朝から行ってみよう。」と言っていた。
工事の方は、外部の軒裏をとりつけて、サッシ廻りの板を打っているところだった。これから防水シートを外に張るらしい。


2007年9月1日(土)晴れ気温34℃

9月に入って、少しは朝夕過ごしやすくなってきた。
現場は外部に防水シートが張ってあって、内部で長谷山さんと信二さんが、ドアの枠をつけていた。
この後、内部に張るプラスターボートの下地を打っていくらしい。




今回のまとめ ワンポイントアドバイス

造作の工程
大工さんのやり方で少し異なることがありますが、工程的には造作の順番としまして・・・

1  床上げ
2  床下地材(合板)張り付け
3  床フロアー貼り付け
4  養生
5  断熱材工事
6  ドア枠取り付け
7  階段取り付け
8  壁下地材取り付け
9  天井下地取り付け
10 プラスターボード貼り付け

工程ごとのチェックポイントをみてみましよう。
●床上げ
●垂木の不陸が無いことの確認
●乾燥した材料か
   
●床下地材(合板)張り付け
●不陸が無いことの確認
●設計図書と照合
●完全に釘止めがしてあるか
   
●床フロアー貼り付け
●材料に間違えがないか(材質・色)
●張る方向はいいか
●継ぎ手位置はいいか
●接着剤は確実に施工されているか
   
●養生
●砂などが入らないようにしているか
●汚れやキズが付きにくい養生か
●速やかになされたか
   
●断熱材工事
●結露を起こさないように断熱層の隙間はないか
●たわみがないか
●固定がきちんとされているか
●断熱材料は仕様書どおりか
●建物外周すべてに施工されているか
●貫通部に隙間無く施工されているか
   
●ドア枠取り付け
●建具位置は図面仕様書どおりか
●材料に間違えがないか(材質・大きさ・色)
●固定方法はよいか
●垂直になっているか
●不陸が無いことの確認
   
●階段取り付け
●設計図書と間違いはないか
●位置・寸法は間違いがないか
●水平・垂直の確認
●段板と蹴込み板とのすき間はないか
   
●壁下地材取り付け
●手すり・エアコン・カーテンなどの下地補強は
  位置どおりか
●照明器具などの補強はだいじょうぶか
●不陸はないか
   
●天井下地取り付け
●照明器具などの補強はだいじょうぶか
●不陸はないか
   
●プラスターボード貼り付け
●不陸はないか
●隙間・目違いがないか
●釘・ビスのピッチはよいか
●水廻りは耐水性の石膏ボードになっているか
ここがポイント
最終造作検査
造作工事が終了したら最終造作検査をします。これが一番大事なことです。
この検査がおろそかになりがちですが、これを怠るといい家ができません。

 ●不陸はないか
 ●壁の通り
 ●天井のむくり
 ●釘・ビスの忘れはないか
 ●コンセント・照明の位置
 ●水道・ガス・排水の位置
 ●ドア・窓などの水平・垂直

この後巾木や廻り縁をとりつけていきます。 ドアを吊りこんで大工造作工事が完成します。

このページのトップに戻る 次回は「クロス・設備工事編」です。

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