町は東西13km、南北10kmで、形はほぼ四角。西側に山脈、東側に平野が広がり、西側半分は鈴鹿国定公園に指定されている。
町名は、イネ科の多年草のマコモなどが生い茂る原野を切り開き、村づくりを始めたことに由来している。
四日市市の中心街まで10km、名古屋市の中心街までは40km。
農林業が盛んで、最近では地産地消を推進し、学校給食への地域の食材の導入などに取り組む。
また、千草と松山、赤坂の工業団地を中心に、企業が進出している。91年にはデンソートリムが操業した。
二輪車用発電装置(マグネト)の製造から始まり、現在は四輪車用など製品のバリエーションが広がっている。
ほかにも、日建リース工業三重支店や田代電化工業三重事業所、日新カラリング、フセラシ三重工場、東研サーモテック三重工場、植田アルマイト工業、コクヨロジテム中部事業部菰野配送センター、旭電気菰野工場、和光純薬工業、中外写真薬品三重工場、日泉化学三重事業所などがある。
旧菰野町は、1928年の町制施行で、鵜川原村と竹永村と合併して1956年に2代目の菰野町となった。
朝明村も加わって、翌年、今の菰野町の姿に。当時は人口2万人、4200世帯、一般会計は8600万円。
今年5月末現在、人口4万人、1万3000世帯、一般会計は100億円と50年で大きく発展した。
|
◆菰野町 50年間の主なあゆみ |
|
59年 |
御在所ロープウエイ開通 |
68年 |
鈴鹿国定公園指定 |
72年 |
鈴鹿スカイライン開通 |
80年 |
第31回全国植樹祭開催 |
85年 |
非核平和都市宣言 |
92年 |
四日市西警察署開署 三重用水事業完成 |
93年 |
湯の山街道が国道に昇格 |
99年 |
保健福祉センターけやき オープン |
02年 |
役場新庁舎完成 |
04年 |
町営コミュニティーバス 運行開始 |
|
|