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■お木曳初式 |
今年は20年に一度の「お木曳行事」が4月から始まります。各奉曳団のご用材を載せる奉曳車の「碗鳴り」や「木遣り唄」が町中に響きわたります。
神宮式年遷宮の行事は、昨年5月、「山口祭」(山の神に安全を祈願する)に始まり、平成25年の神様に新しいお宮にお遷り頂く「遷御の儀」に向けて、8年がかりで執り行なわれます。
なかでも、今年と来年に執り行われる「お木曳行事」は、新しいお宮を造営するご用材を外宮と内宮の両宮に運び入れる行事で、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」であり、また、市の「無形民俗文化財」に指定されています。
お木曳には、五十鈴川を遡る内宮の「川曳」と、宮川から旧参宮道を曳く外宮の「陸曳」とがありますが、揃いの法被姿で木遣り唄をうたい「エンヤ、エンヤ」のかけ声も勇ましく盛大に繰り広げられます。
従来、地元で神領民と呼ばれる地域の人々がご奉仕をしていましたが、前々回(第60回)の式年遷宮から、「一日神領民」として広く全国各地からも参加できるようになりました。
この春から始まる第62回神宮式年遷宮「お木曳行事」の日程は次のとおりです。 |
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■平成18年度(第1年次)お木曳行事日程 |
○お木曳初式(役木曳) |
奉曳日 |
参加団体 |
4月12日(水) |
小川町、河崎連合(旭通・南側)、中島町、本町、中島連合(出雲町・京町)、八日市場町、河崎六ヶ町 |
4月13日(木) |
進修・二軒茶屋・修道・四郷・二見(江、松下、茶屋、三津)、二見(山田原、溝口)、川曳全奉曳団(四郷を除く) |
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○一般曳・陸曳(58団) |
奉曳日 |
奉曳学区 |
奉曳団名 |
5月5日(祝) |
中島(4) |
出雲町、中島町、徳川山、辻久留 |
5月6日(土) |
中島(5) |
一日神領民、小川町、宮川町、西口町、京町、二俣町 |
5月7日(日) |
早修(6) |
一日神領民、常磐表町、常磐仲町、常磐第一、常磐西世古、宮町、浦口町 |
5月13日(土) |
有緝(5) |
一日神領民、神久社、船江、河崎南側、河崎町旭通、河崎六ヶ町 |
5月14日(日) |
浜郷(4)
小俣(1) |
一日神領民、一色町、通町、田尻町、黒瀬町、小俣町明野 |
5月20日(土) |
神社(5)
大湊(1) |
一日神領民、馬瀬町、竹ヶ鼻町、下野町、神社港辰組、小木町、大湊町 |
5月21日(日) |
御薗(5)
北浜(1) |
一日神領民、御薗町新開、御薗町王中島、御薗町下長屋、御薗町上長屋、御薗町高向、北浜連合 |
5月27日(土) |
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一日神領民、尾上町、吹上町、岡本町、宮崎、岩渕町 |
5月28日(日) |
豊浜(1)
城田(1)
二見(3)
小俣(1) |
一日神領民、磯町、川端町、二見町西、二見町今一色、二見町荘、小俣町小俣 |
6月3日(土) |
宮山(2)
修道(1)
厚生(2) |
一日神領民、前山町、豊栄会、倭町、曽祢町、宮後 |
6月4日(日) |
厚生(5) |
一日神領民、一志町、八日市場町、本町、大世古町、一之木町 |
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※5月12日(金)・19日(金)・26日(金)・6月2日(金)は、一日神領民の奉曳日です。 |
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○一般曳・川曳(19団) |
奉曳日 |
奉曳学区 |
奉曳団名 |
7月22日(土) |
二見(6) |
見町松下、二見町江、二見町茶屋、二見町三津、二見町山田原、二見町溝口・光の街 |
7月23日(日) |
進修(1)
二軒茶屋(1) |
宇治第一・宇治第二、二軒茶屋 |
7月29日(土) |
四郷(5) |
楠部町、鹿海町、中村町、朝熊町、一宇田町
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7月30日(日) |
大湊(1)
修道(5)
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大湊町、桜木町、桜が丘、中之町、五十鈴ヶ丘、古市町 |
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■神楽祭 |
伊勢の神宮では、春と秋に神楽祭が行われ、春の神楽祭は4月28日〜4月30日の3日間、各日とも午前11時から行われます。
公開舞楽が行われる内宮神苑には荘厳な火焔太鼓(かえんだいこ)を備えた舞台が設置され、ご参拝のどなたでも自由に見ることができます。
平安の雅を彷彿とさせる雅楽が演奏され、華やかな装束が神苑をいろどります。
舞台を祓い清める「振鉾(えんぶ)」に始まり、楽師と舞女の優雅な舞が奏じられ、「長慶子(ちょうげいし)」の演奏で、終わりを告げます。公開舞楽終了後は神宮茶室が一般公開されます。 また、参集殿能舞台では、能をはじめ様々な奉納行事が行われます。 |
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■桜まつり |
伊勢市内随一の桜名所として知られ、日本さくらの会「さくら名所100選」にもなっている宮川堤では、今年も4月1日(土)から10日(月)までを春まつり期間として、堤に華やかなぼんぼりの設置や桜のライトアップが行なわれます。
4月2日(日)には、「桜まつり」が開催され、桜並木と清流宮川に抱かれた美しい芝生広場を会場に、地元伝統芸能である伊勢音頭やよさこいソーラン踊りなどの披露やフリーマーケットが催されます。
また、3月下旬から4月上旬(五十鈴川堤の桜の開花状況に合わせて)、五十鈴川堤においても桜まつりが開催され、夜間のライトアップ、縁台席、花見屋台、春の芸能披露などが行なわれます。
その他、二見町音無山では、桜の開花状況に合わせて夜間ライトアップされます。 |
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■船参宮 |
勢田川の河口に位置する宇治山田港は、かつて三河・知多・遠州方面からの航路が開かれ、古くから全国各地の「お伊勢参り」客を乗せた船や、生活物資を乗せた船が往来していました。
港周辺には、商店、宿屋、芝居小屋などが建ち並び、多くの参宮客で賑わったそうで、今も往時の面影を残す古い家並みを垣間見ることができます。
明治の終わり頃まで続いたとされる船参宮の再現をめざし、沿岸地域の大湊〜神社〜二軒茶屋〜河崎には「海の駅・川の駅」が整備され、4月1日からは定員20名の伊勢船型木造船「みずき」が毎週土日に定期運航をします。
ゆったりとした気分で船にゆられ、現代に甦った船参宮を体験してみてはいかがでしょうか。 |
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■どんどこ祭り |
昭和63年、伊勢のれん会の手により始まったどんどこ市は、平成12年からはどんどこ市からどんどこ祭りと名称を改め、常滑のお囃子の方々をはじめ沢山の方々のご協力により、現在まで毎年続いています。
かつての舟参宮の賑わいを再現したもので、伊勢のれん会を始めとする伊勢の味を体験でき、5月27日、28日、二軒茶屋川の駅周辺で常滑お囃子さんによる舟参宮の再現、どんどこ丸試乗会、味の物産展など手作りの祭りを楽しんでいただくことができます。 |
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