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日記でつづる 建男の家作り奮闘記
建男は津近郊の2DKのアパートに家族3人で住んでいるが、子供も大きくなってきた。
そろそろマイホームを建てたいと考えはじめているが、
どこでどうすれば建てられるのか悩んでいる。

 第16回 外構編

2007年12月2日(日)晴れ気温18℃
今日は、暖かい日である。年末までこんな日が続くといいのだが…。
小路さんが外構の打ち合わせに来てくれた。
「外構の工事は、来年市役所の税金の査定が終わってからにしましょう。」とのことで、来年から始めることにした。小路さんに、車の台数は3台ぐらいの大きさがほしいので、そのような計画をお願いした。


2007年12月15日(土)曇り気温15℃
小路さんから「外構の計画図ができましたので、お持ちします。」との電話があり、午後からきてもらった。
外構で車庫3台は無理みたい。2台の計画に変更した。階段の段数も4段上がっている、門扉フェンス。お隣との境界はブロックを積むらしい、その上にフェンスを入れてくれていた。


2007年12月23日(日)曇り気温16℃
今日は、S社さんが住宅の点検にきてくれるという。やはり地元の会社はこんなところがいい。
午後2時に巡回員の川下さんがきてくれた。
三重県の人らしく、三重県弁で「建物のぐわいの悪いとこありまへんか〜。」と優しいしゃべりかた。
元大工さんで、2ヶ所ほど建具の調整をお願いした。
よくしゃべる人で、奥さんは看護婦さんらしく、自分より給料が高いとなげいていた。
親切に設備の使い方、手入れの仕方を教えてくれた。頼りになる人だ。


2007年12月28日(金)曇り気温12℃
今日は、建物に飾る注連縄・鏡餅を買いに行ってきた。
大掃除をして、床の間に鏡餅を飾り、神棚にお供えものをしてみた。
やはりこんなことをしていると、本当に家を建ててみてよかったなあとしみじみ思えてくる。
今年は家づくりの一年間であったが、S社の皆さんのおかげで新しい家で新年を迎えられる。
感謝の気持ちで一杯だ。




今回のまとめ ワンポイントアドバイス

美しいエクステリアや外構は、道行く人を和ませ優しく語りかけます。
自分の庭であっても、街並との調和を考えて外構の計画をしなくてはなりません。
シンプルでモダンな洋風ガーデンや、日本の伝統美が生きる日本庭園など、心地の良い外構をつくりましょう。

外構は和風と洋風のスタイルがあります。
洋風はイングリッシュガーデンのように、各国により庭の様々なデザインがあります。

外構の構成要素
門・塀・生垣・石垣・車庫・アプローチなどで構成されます。


門には様々な形のものがあります。代表的な門を紹介しましょう。
数奇屋門 人気の高い門で、繊細な木の使い方をします。柱や腕木などを細くしたり、屋根を薄くして一文字葺きのものもあります。
冠木門 住宅には少ないのですが、大邸宅なんかに多く、鳥居のような形をしていて、江戸時代の関所の門に使用されていたようなものです。
棟門 寺院に用いられる門で、屋根を切妻の形にのせている、腕木で屋根を支えている門です。
唐門 京都の寺院によくみられ、唐破風の屋根を乗せた門です。



板塀 横張や縦張りなど板の張り方も様々にあります。板塀は笠木をのせたり、漆喰壁と組み合わせたものなどがあります。
ブロック塀 コンクリートブロックを積んだもので、一般的にみられる塀です。
鉄筋を内部に補強して組み立てていきます。
レンガ塀 レンガを積んで塀をつくるもので、芋目地・馬目地・ドイツ積み・イギリス積みなどがあります。


生垣 生垣はその字のごとく植物や樹木で家の垣根を形成するものです。生垣に向く木は、カイズカイブキ・ウマメカシキヤラボクなどです。
また、低木としては、ツバキサワラなどがあります。
花をつける木にはサツキ・サルビアなどがあります。
竹垣 四ツ目垣が代表的なもので、木杭に横に竹を4本組み、交互に縦に竹を組んでいきます。
そのほか建仁時寺垣・大徳寺竹垣などがあります。
アプローチ 住宅の門から玄関までは、門と玄関が真正面にこないようにしたり、アプローチを曲げたり、庭の奥行きを演出します。
アプローチの材料は、モルタルの洗い出し仕上げや瓦・タイル・レンガ・延べ石などを使用します。
車庫・ガレージ 車庫の大きさは
 ●1台の駐車スペースは3m×5m
 ●2台の駐車スペースは5m×5m
の大きさがだいたいの目安です。
建物一体に組み込んだ車庫から、カーポートを付けた駐車スペースなどがありますが、最近では、建物に車庫を組み込んで、居間から愛車を眺めたりする趣味にあわせた車庫のつくり方もあります。
蹲踞(つくばい) 手水鉢の一種で、手洗いのため水を溜め庭の装飾に用いる。
ウッドデッキ ウッドデッキは室内空間と屋外空間をつなげる快適スペース。
ウッドデッキは生活の場を広げます。
ここがポイント
外構の計画については失敗例をあげてみましよう。
こんな失敗をしないようにしましょう。

失敗例1 道路からのアプローチから敷地が高いため、階段をつくるのに、段差が取れない。玄関ポーチまでの距離と敷地の高さを考慮しないとアプローチが取れない場合があるので、敷地と建物の関係をよく考えなくてはなりません。
失敗例2 インターホンの設置を門扉にする場合、配線を忘れていた。
建物のインターホンから門扉までの空配管を事前にしておくと、あとで門扉にインターホンが楽に取り付けられます。
失敗例3 階段や入り口にマンホールの枡がきてしまった。
雨水枡や排水枡の計画をする時、階段や玄関前を避けるように計画します。
失敗例4 透明にアクリルのカーポート取り付けて役所の検査を受けたが、違法建築になってしまった。
建蔽率オーバーと屋根材を不燃材を葺かなければいけない違法建築になってしまった。取り付ける時期をよく考えましょう。
失敗例5 水道メーター・電気メーターの位置を考えずに取り付けてしまって、検針が不便になってしまった。検針員の立場にたってメーターの位置を考えましょう。
失敗例6 建物の際に車庫をもうけたが、建物の基礎が出てきてしまった。
車庫を建物の際につくる時、高低差がある場合、事前に建物の基礎を高基礎にすると無駄な作業がなくなります。

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