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菰野町が来年1月15日に50周年を迎え、今年11月11日には記念式典を開くなど、各種記念行事を予定している。
町の人口は4万人で、町内には湯の山温泉や御在所岳、県民の森などの観光地がある。 
町の特徴は「水と緑が美しい都市」「多様な都市との交流が期待される都市」。
新しい図書館の整備を進め、第二名神高速道路の菰野インターチェンジ(仮称)の設置も予定していて、50周年を機に、さらなる飛躍と発展が期待されている。


 菰野町の特徴とあゆみ
町は東西13km、南北10kmで、形はほぼ四角。西側に山脈、東側に平野が広がり、西側半分は鈴鹿国定公園に指定されている。
町名は、イネ科の多年草のマコモなどが生い茂る原野を切り開き、村づくりを始めたことに由来している。

四日市市の中心街まで10km、名古屋市の中心街までは40km。
農林業が盛んで、最近では地産地消を推進し、学校給食への地域の食材の導入などに取り組む。
また、千草と松山、赤坂の工業団地を中心に、企業が進出している。91年にはデンソートリムが操業した。
二輪車用発電装置(マグネト)の製造から始まり、現在は四輪車用など製品のバリエーションが広がっている。
ほかにも、日建リース工業三重支店や田代電化工業三重事業所、日新カラリング、フセラシ三重工場、東研サーモテック三重工場、植田アルマイト工業、コクヨロジテム中部事業部菰野配送センター、旭電気菰野工場、和光純薬工業、中外写真薬品三重工場、日泉化学三重事業所などがある。

旧菰野町は、1928年の町制施行で、鵜川原村と竹永村と合併して1956年に2代目の菰野町となった。
朝明村も加わって、翌年、今の菰野町の姿に。当時は人口2万人、4200世帯、一般会計は8600万円。
今年5月末現在、人口4万人、1万3000世帯、一般会計は100億円と50年で大きく発展した。


菰野町 50年間の主なあゆみ
59年  御在所ロープウエイ開通
68年  鈴鹿国定公園指定
72年  鈴鹿スカイライン開通
80年  第31回全国植樹祭開催
85年  非核平和都市宣言
92年  四日市西警察署開署  三重用水事業完成
93年  湯の山街道が国道に昇格
99年  保健福祉センターけやき オープン
02年  役場新庁舎完成
04年  町営コミュニティーバス 運行開始
 50周年記念イベント

7月1日に、地元ゆかりの先人をしのぶ「第10回藤井鬼白翁・天春静堂翁をしのぶ俳句大会」が開かれた。
愛好者87人が参加し、記念事業として小学6年生と中学3年生からも俳句を募集した。

9月30日と10月1日には町民センターホールで、第2回町民演劇「八重姫」が上演される。
菰野藩初代藩主、土方雄氏の正室「八重姫」を題材にした創作劇で、今年4月からけいこを始めた。
5月20日には八重姫の墓前で舞台成功を祈願し、上演を目前に控え、けいこにも熱が入っている。

10月29日には「第1回鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン」が行われる。
菰野町体育協会陸上競技部会の主催。
ハーフ、10km、5km、3km、2km、ファミリー1kmの6種目ある。
女優の石田ひかりさんが応援に訪れる予定だ。
申し込みは9月25日まで。
大会への問い合わせは、事務局(TEL 059-391-1160)へ。

このほか、11月11日に記念式典、来年1月14日に邦楽組曲による新春の集いが行われる。
写真コンテストも実施し、菰野の「自然、働、生活、祭り、町、遊」などのテーマで、11月10日から12月5日まで作品を受け付ける。
 観光名所


湯の山温泉の歴史は古く、養老2(718)年に発見されたと伝えられる。
傷ついたシカが湯で傷を癒やしていたという伝説から「シカの湯」と言われ、美肌の特効薬の「美人の湯」として女性に人気がある。
温泉街には、三岳寺や大石公園、蒼滝などがある。温泉街のそば打ち道場やグリーン工房も人気を集める。
9月30日と10月1日に「僧兵まつり」が行われ、1日夜、燃え盛る46本のたいまつをつけた火炎みこしを担ぐ僧兵たちが約1時間かけて練り歩く。
湯の山温泉へは、近鉄や車を利用するほか、三重交通が名古屋からの直通バスを運行している。

御在所岳は標高1212mで、秋には紅葉、冬は樹氷、春は咲き誇る花、夏は避暑にアカトンボと、四季折々でいろいろな表情をみせる。
国の特別天然記念物のニホンカモシカも生息する。
山上までは御在所ロープウエイで行くことができる。

町内にはほかにも、竹成五百羅漢や尾高観音、県民の森などがある。
話題の美術館、パラミタミュージアムでは9月30日まで「平城遷都1300年記念 大和路を愛した巨匠 土門拳・入江泰吉2人展」を開催している。
今春には、片岡温泉に犬専用の露天風呂がお目見えした。併設のグラウンドゴルフ場も人気だ。
8月8日には、ホテル湯の本・寿亭の女将(おかみ)や鹿の湯ホテルの若女将、旅館蔵之助の若女将、湯の山温泉協会関係者ら16人が参加し、「女将の会きらら」を結成した。
 今後の展望

町図書館の建設を06、07年の2カ年継続事業で進めている。
役場南側駐車場と調整池を活用して建設。規模は2500平方m。
山下設計中部支社と設計業務委託契約を締結した。 
コンセプトは「郷土の香りに包まれた先進の図書館づくり 滞在交流型図書館を目指して」
住民1人あたり5冊として、収容可能蔵書20万冊を目標にしている。
内部を「こものガレリア」と名付け、光と風を取り込むことができる吹き抜け空間を作り、にぎわいと静かさのバランスをとる。採光を意識した「光の回廊」をイメージしている。
車いすの人やお年寄りのために通路幅を確保し、誰もが利用しやすいような設計にする。
また、第二名神高速道路は、開通区間の四日市ジャンクション(四日市市伊坂町)から四日市北ジャンクション(同市北山町)は2015年度、四日市北から菰野インター(菰野町潤田)を経て亀山ジャンクション(亀山市安坂山町)間は2018年度の完成予定となっている。
第二名神が開通すれば、名古屋と直結し、関西との時間的距離も飛躍的に短縮され、中部国際空港セントレアと関西国際空港とのアクセスも飛躍的に向上するなど、町に絶大な効果をもたらすことになりそうだ。

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